フェムテック/フェムケア事業「withmoon®︎(ウィズムーン)」及びメディア事業「女性ホルモン大学®︎」を展開する株式会社あしたるんるんラボは、2020年PR TIMESのプロジェクト「エイプリルドリーム(夢の日)」で、 女性ホルモンに関わる知識を学ぶ機会が当たり前になり、「女性ホルモン大学®︎」をきっかけとして女性がより生き生きと活躍していける未来を作っていくことを宣言しました。
<2020年April Dream にて発信した夢>
2040年、世界で一番女性ホルモンに理解ある日本を目指し、まず2020年啓蒙メディアとしてYouTubeチャンネル「女性ホルモン大学」を本格展開する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000005289.html
それから2年、夢を発信をした「女性ホルモン大学」がどうなったか。女性ホルモン大学の起案者であり、あしたるんるんラボのフェムテック事業の事業責任者でもある弊社副社長の木内仁美にインタビュー形式で答えてもらいました。
ーーー女性ホルモン大学をはじめたきっかけを教えてください。
私たちは8年ほど前から生理や女性ホルモン観点での商品企画開発を行ってきました。今でいうとまさに「フェムテック/フェムケア」というジャンルの商品になります。「フェムテック」の認知拡大により、今では生理や女性ホルモン観点での商品やサービスも増えましたが、当時はやっと、一部の女性誌などの先進的な企画として特集されることがある程度で、日本の教育では女性ホルモンに関わる知識を教えることがほとんどないため、PMSの不調やホルモンバランスについて分からず悩みを抱えている方が多く、セルフケアの方法を知る機会すらないことを実感してきました。
そこでまずは、 女性の体に影響する女性ホルモンや生理に関する知識を持ってもらうことができるような啓蒙の場が大切だと感じ、2019年YouTubeチャンネルの開設を思い立ちました。その後、翌年2020年4月に「April Dream」の話があり、「世界で一番女性ホルモンに理解ある日本」をめざし、YouTubeを本格的に展開していくことを決めました。
ーーー実際、YouTubeチャンネルを初めてみてどうでしたか?
正直、うまくいかないことだらけでした。
継続できたのが不思議なくらいです(笑)。
まず慣れない動画の制作に時間がかかり、更新を続けること自体が大変でした。また著名な方とのコラボなども出来るわけではないので、アクセス数自体を増やすことが出来ず、「時間をかけてやっても見てくれる人がいないのではそもそも意味がないのでは?」と
何度も思いました。
ーーー失敗続きの中、成功への転機は何だったのですか?
色々なテーマで更新を続けていく中で、過去の動画から「タンポンの付け方」や「ナプキンの使い方」など、「皆さん知っていそうだから伸びないかな」と思った初歩的なコンテンツの方が思った以上に若い年代の方を中心に反響が出てきたんです。
その傾向から昨年の7月に松本(女性ホルモン大学編集長)が若者に人気が加熱してきていたTikTok用にショート動画のコンテンツ更新を始めたところ、思った以上に反響があり、 現在約1.9万人のフォロワー、再生数の多い動画では300万回以上再生をされるなど、法人でのフェムテック啓蒙メディアとしてはNo.1(※自社調べ)のTikTokアカウントに成長させることができました。
【女性ホルモン大学TikTok】
https://www.tiktok.com/@womanbalance_tv
ーーーちなみにバズったTikTok動画はどんな動画だったのでしょうか?
最初にバズった動画は、タンポンの実験動画です。
@womanbalance_tv
この「生理用タンポンを水に入れてみた」はペットボトルにタンポンを入れてみて、吸水される様子をショート動画にしたのですが、再生回数が約400万回再生(3月25日現在)になり、さらにコメント数も3000以上ととても反響がありました。他にも第3の生理用品と呼ばれる月経カップについてや、アメリカ・台湾など海外の生理用品を紹介する動画が人気でこちらも300万回近く再生されています。
最近はこういったもの以外にも、「フェムテックとは」や「そもそも生理って何?」といった啓蒙コンテンツも再生数を伸ばしていて嬉しい限りです。
ーーーちなみにTikTok以外でも女性ホルモン大学の反響はありましたか?
はい!ありました。TikTokの反響もあり、今年1月新宿マルイの本館1Fにて、「はじめてのデリケートゾーンケア」というテーマでPOPUP STOREを開催することが出来ました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000005289.html
そこでは「女性ホルモン大学」のTikTok動画をモニターに放映しながら、過去に紹介した世界の生理用品の展示ブースを作り、多くの方に足を止めていただきました。
普段からTikTokをご覧いただいているユーザーさんがお越しくださり、「娘さんへ生理のことを話すきっかけに見ています。」と、実際に娘さんを誘ってストアに来て下さったんです。TikTokは10代?20代の視聴が中心かと思っていたのですが、幅広い年齢の方がご覧くださったり、親子のコミュニケーションのツールとして使って頂いていると知り、啓蒙発信の重要さを実感する嬉しい経験になりました。
ーーー今後の「女性ホルモン大学」について教えてください。
TikTokを通じて多くのユーザーに女性ホルモンに関する情報が提供できるようになったので、今後はTikTokだけではなくもっと多くの方に見てもらえるよう、情報発信をしていきます。 総合啓蒙メディアとして公式WEBサイトを開設するなど、さらに大きく展開していく予定です。
女性ホルモン大学を通じて女性自身はもちろん、老若男女問わずさまざまな方に女性ホルモンに関わる知識を学ぶ機会になって、夢を実現できるよう頑張っていきます。
ーーー最後に、夢を発信した結果はどうでしたか?
2年前に発信させて頂いたことで、ある意味やるしかなくなり、継続してきたから今の結果を残すことができたと思います。そういった点からやはり 「大きな夢こそ語ってみるべき。」だと思いました。
今後も女性ホルモン大学を多くの人に知って頂き、「世界で一番、女性ホルモンに理解にある日本」が実現できるよう、大きな夢を語っていきたいと思います。
以上が2年前の4月1日に夢発信した「女性ホルモン大学®︎」のその後2年のストーリーになります。ぜひ今後の女性ホルモン大学にもご期待ください。そして、ぜひフォロー頂けたら嬉しいです。
女性ホルモン大学TikTiok
https://www.tiktok.com/@womanbalance_tv
女性ホルモン大学YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCFfg8V9mFbMy7waBKjs7oSQ?sub_confirmation=1